、、

 

渋谷すばる脱退」の噂が週刊誌から囁かれ始めた時、「ま~たそんな確証もないありえない話して、嘘に決まってるやん。騒いでる奴らも馬鹿だなぁ。ありえね~よ。」って思ってた。

 

会見前日も、「すばるくん明日会見あるらしいやん」って他グループファンの人達に言われて「どうせガセやって、すばるくんが脱退とかありえへんもん」って、バカにしながら笑って話してた。

 

だってあのすばるくんが、エイトのことをeighterのことを大好きで大切に思ってくれてるすばるくんが、エイトに支えられながらエイトを引っ張りながら生きてきたすばるくんが、エイトを離れていくなんて、そんな事想像もできないし、絶対ありえないって信じて疑わなかったから。

 

 

415日。11時半過ぎに目が覚めて、枕元の携帯見てみたらファンクラブからメールの通知。この期に及んでまだ「ライブ申し込みのお知らせかな」とか呑気なこと考えてた。すばるくんの件は一瞬チラついたけど、絶対ありえないと思ってたからそんな考え一瞬で消え去って。

 

でも、いざ開いてみるとそこには「この度、ジャニーズ事務所を辞めさせて頂く決断を致しました。」の文字。

 

 

本当に時が止まった。頭を強く殴られたというよりは、胸に仕込まれた爆弾が爆発したかのような、強いけど静かな衝撃。頭の中は疑問符でいっぱいで。全く理解できなくて涙も出なかった。

 

でも読み進めていくうちにしたくもない理解を脳はし始めてしまって、涙が止まらなかった。こんな現実あるわけが無いと思っても目の前のそれが現実そのもので、タチの悪いドッキリなんじゃないか、とか、大掛かりな嘘であってくれ、とか思ったけど、それと同時に「嘘をつくような人じゃない」って事は痛いほど分かってて。

 

 

受け入れたくはなかったけど、一番最初に思い浮かんだ気持ちは「自分が周りの人に夢を語った時、それを笑顔で頑張れって言って、応援してくれた事が素直に嬉しかったから、私もそれと同じことをすばるくんにしたい」だった。

 

でも、当たり前にそんな綺麗事だけの気持ちだけでは終わってくれるはずなくて。

 

 

ド真ん中で声高に叫ぶすばるくんが抜けたエイトなんて想像出来ないし、すばるくんの歌声が関ジャニに必要不可欠なのと同じように、すばるくんの歌声には関ジャニの奏でる音が必要不可欠で。考えれば考えるほど渋谷すばるとエイトが切り離されるなんて微塵も想像出来なかった。

 

 

しばらく経ってテレビから会見の報道が流れ始めてきて、あぁ嘘なんかじゃないんだな。とじわじわ実感しだした。納得なんて出来ないけど、受け入れるって道しか残してくれなくて。

 

だって、村上さんも言ってたみたいに、すばるくんの目がめちゃくちゃ真剣なんだもん。

一点の曇りもない、子供みたいに澄んだ目で自分の決めた未来を語るんだもん。

 

 

KAT-TUNから赤西仁田中聖が抜けた当時、「エイトならこの立ち位置は絶対にすばるくんだろうな」って思ってた。渋谷すばるって人間を見た時に「アイドル」というよりも「ミュージシャン」の方がしっくりくる気持ちがあったし、昔は本人もそれを望んでる節もあったんじゃないかなって思う。

 

でも、それにも関わらず関ジャニから脱退しない理由は、すばるくんが自分1人で進む道よりも、エイト全員で進む道の方を選んだからだって、7人で居るってことを大事に思っているからだって分かってたから。だってすばるくんがエイトの事を大好きで大好きで仕方ないのは火を見るより明らかだし。

 

 

関ジャニでの活動を続けてくうちに、すばるくんの中で何かしらの変化があったのか何かの壁を乗り越えたのか、「アイドル」を全面にさらけ出した渋谷すばるを見た時に、もう無敵じゃん!って嬉しい気持ちになったのを覚えてる。アイドルらしくない超ロックな音楽や芸人さながらの笑いを、「アイドル」として提供する関ジャニ、もう向かうところ敵無しじゃんって。すごい安心できる力強いグループになったんだって。応援しててすごい楽しかったし、これからの未来が楽しみで仕方なかった。

 

海外進出する関ジャニだって、これから先いろんな初めてに全力でぶつかっていく関ジャニだって、7人で手を繋いで立つ姿が見たかったよ。

 

 

でも、だからってすばるくんを嫌いになるなんて当たり前にできなくて。会見見てもそこに立ってるのは、私の大好きな未来に向かって突き進む渋谷すばるで、やっぱりかっこいいんだもん、人間が。全力で応援したい!って、この背中を追いかけたい!って思えるような力強い人間なんだもん。好きに決まってんじゃんそんな人。

 

 

私はすばるくんの「今この瞬間、舞台の上で、歌いながら死んでくんじゃないか」って思うくらい命削って生み出されるような、エネルギーに満ちた力強い歌声が、「このまま死んでもいい」って思ってるような幸せそうに楽しそうに歌う姿が、「歌が音楽が大好きだ」って声を通して痛いくらいに伝わってくる熱い気持ちが、本当に大好きで大好きで大好きだし、何回も助けられたし、感動させられたし、本当に感謝してもしきれないくらい生きる希望をもらった。

 

青く澄んだ綺麗な晴れ空の、遠い向こうの方まで飛んでいけるような、そんな気にさせてくれる、翼を与えてくれる、背中を力強く優しく蹴り飛ばしてくれる、そんなのびのびした力強い歌声が本当に大好き。

 

メンバーに囲まれてしわくちゃな笑顔になりながら、幸せを噛み締めるように歌う姿が大好きで大好きで仕方なかった。

 

 

やっぱり大好きって気持ちしかなくて、だからこそ7人じゃなくなることが本当に辛くて。まだ落ち着くにはしばらく時間がかかるんだろうけど、ゆっくり、一つ一つ噛み締めながら、6人の関ジャニをこの目で見るまでには気持ちの整理をつけたい。

 

彼らもいろいろ苦しみながら必死に答えを出して決めた事を、いつまでもウジウジしながら見続けることはしたくないから。

 

これからも関ジャニ渋谷すばるを応援していきます。

 

 

関ジャニを私たちeighterを置いてくんだから、絶対に成功しろよ!!絶対に幸せで、笑顔でいっぱいの未来を掴み取れよ!!歌いながら笑顔で死んでいくような、そんな素敵なミュージシャンになってください。一生のお願いです。

 

 

 

 

がんばれ、渋谷すばる